米共和党下院選挙対策委員会(NRCC)が行った内部調査によると、ナンシー・ペロシ米下院議長(80歳)は、全米で最も不人気な民選官員であると「ブライトバート・ニュース・ネットワーク」が8日に報じた。
同調査によると、ペロシ氏を不人気だと思っている人は52%で、その中にはペロシ氏を「非常に」不人気だと思っている人が45%であるが、彼女に賛成している人が41%含まれている。
共和党が優勢を示す投票地区では、ペロシー氏の不人気度はさらに高く、支持率はわずか38%で、不支持率は58%である。そのうち、共和党の半数以上51%が彼女を「非常に」不人気だと考えている。
同調査によると、ペロシ氏は無党派層、郊外の女性、白人の大卒者、ヒスパニック系アメリカ人、さらには家族組合員(一般的には民主党員を支持する傾向がある)など、民主党支持層以外のほぼすべての鍵となるグループに不人気であることが判明した。
同調査は2021年2月24日~28日に実施され、85議会区の有権者1000人が参加した。
報道によると、同調査報告書が発表された際、ペロシ氏は民主党主導の下院を「民主党優先の工場」にさせる計画に取り組んでいるという。過去数週間の間に、下院は1.9兆ドルの提案を可決した。批判者は、同提案は公衆健康などの大衆の利益ではなく、民主党が好ましいと見做すプロジェクトを支援することを目的としていると指摘した。
(翻訳・藍彧)