9日午前、中国河北省石家庄市長安区の26階建てのオフィスビルが突然火事になり、2時間余り燃え続けてようやく火勢がコントロールできた。公式メディアによると、現場に閉じ込められた人がいなかった。
現地メディアによると、9日午前11時20分頃、河北省石家庄市長安区の衆鑫ビルで火事が発生し、1階から最上階まで燃え上がった。13時28分には火勢がコンロールでき、ビル内の会社員及び近くの住民は無事撤退することができた。報道によると、今回の火事では主に保温層が燃えただけで、死傷者は出ていない。
現場にいた市民によると、大火がビルの1階から燃え始めながら、爆発音が聞こえ、上層から燃えている物が絶えず落ちてきた。動画から、ビルの上部は外側だけでなく、ビル全体が燃え上がり、ビルから落ちた燃焼物が下に止めてある車にまで引火したのが見える。
報道によると、同ビルは2003年に建てられ、うち部屋が622間、高さ111.6メートルで、26階となっている。
中国のネットユーザーは、保温層は断熱効果があるのではないかと疑問を挙げた。
(翻訳・北条)