先日、米ニューヨーク州のアンドリュー･クオモ州知事が、高齢者施設の感染データ改ざんやセクハラ疑惑で弾劾と調査を受けたことに次いで、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム州知事のリコールを求め、150万超の署名が集まった。その後、民主党もう1人の州知事、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー州知事も脚光を浴びた。
FOXニュースによると、ミシガン州共和党議員は2日、民主党のホイットマー州知事と元保健省長官のロバート・ゴードン氏との間にある秘密取引に関するすべての情報を公開するよう求める声明を発表した。
これまで、ホイットマー氏の事務所が、1月に突然辞任したゴードン氏に155,506ドル（約1685万円）を支払うことに合意した。その詳細は開示されていない。
ミシガン州の共和党議員はダナ・ネッセル司法長官に調査開始を急ぐよう求めた。また、ホイットマー州知事が新型コロナウイルス流行中で元職員に大金を支払った理由を明らかにさせるために州議会に、召喚令状を発行し公聴会を開くよう呼びかけた。
共和党議員はまた、新型コロナウイルス流行中におけるホイットマー氏の高齢者施設への措置について調査を要求した。1日、ピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストのチャーリー・ルダフ氏は、同州の新型コロナウイルスによる高齢者施設の死亡者数公表を求め、ホイットマー氏への提訴を準備していると明かした。
（翻訳・徳永木里子）