中国吉林省の現地メディアの報道によると、2月27日21時30分、吉林化学繊維会社(吉林化繊集団、国有化学繊維メーカー)は生産中に高圧ケーブルがショートして停電後、一部の作業場の換気設備が停止し、23時10分に電源が復旧し、生産再開の準備中に、作業員が有毒ガスを吸い込み、5人が死亡、負傷者8人は現在のところ命に別状がないという。
地元のネットユーザーは、この工場の状況を公開した。「作業員の安全に十分な注意を払うべきだ。労働時間が長く、仕事がきつい」
一部のネットユーザーは吉林化繊会社の安全設備を疑問視し、「ショートして停電した後、換気設備はなぜ自動応急措置がないのか、途中で2時間も停電しており、危険物を扱う企業はなぜ安全保障が行き届きにくいのか。また、有毒ガスが停電後に拡散したのか、それとも電力が復旧した後で漏れたのか。なぜ有毒ガスが漏れたのか。漏れた主な原因は何だったのか。この従業員たちは何の防護措置も取らずに働いていたのか」と指摘した。
ネットユーザーからのコメントが相次いでいた。
「恐ろしい。詳しく聞いてみたら、兄の職場だと分かった、幸いにも彼は昨日残業していなかった。一日も早い回復を祈っている」
「二度とこのような悲劇を起こさないように原因をよく調査すべきだ」
「吉林が注目されている。吉林化繊集団の有毒ガスだ。5人という数字の裏には5つの家族がいるのよ。事故の起因はどこにあるのか。何だったのか」
「如何なる業界や職場でも、予防マニュアルがあるべきだ。停電後に起こりうる危険とは何か、何をすべきか」
「この業界や電気関係の仕事は、知れば知るほど怖くなる」
(翻訳・徳永木里子)