近日、バイデン米大統領の息子であるハンター・バイデン氏は、元ストリッパーを含むゲストを、警備を迂回してワシントンD.C.にあるスウェーデンの国有ビルに連れ込んだとして、告発された。

 「ブライトバート・ニュース・ネットワーク」24日の報道によると、ワシントンD.C.のスウェーデンハウスのなかには、スウェーデン大使館とアイスランド大使館の他、オフィスルームとイベントスペースがあり、バイデン氏の息子ハンター氏は、2017年2月からこの独特なモダニズム建築のオフィスルームを借りており、就業後に度々警備を迂回してゲストを建物に連れ込んだという。

 スウェーデンのベストセラー新聞「エクスプレッセン」の報道によると、ハンター氏に関するこれらの告発は、スウェーデンのメディアが入手した建物の不動産管理者とハンター氏の一連のメールのやり取りの一部に起因している。彼はハンター氏にメールで次のように書いている。「就業後に北の入り口から507号室に入るお客さんがいるのを再度確認した……建物全体に24時間の監視カメラを設置しているからだ。建物のセキュリティの安全を確保するため、スウェーデンハウスの規則を遵守してください」

 これに対し、ハンター氏は建物の管理人を人種差別的な偏見だと非難し、「NNが私のゲストの人種や服装に意見があるのなら、私たちは弁護士同席の上、座って話すべきだと思う」と述べた。

 同報道によると、ゲストの一人はランデン・アレクシス・ロバーツという女性であった。ロバーツ氏はストリッパーで、ハンター氏との間に息子がいたという。このことでハンター氏も新聞で話題になったことがある。当時ハンター氏は、ロバーツ氏が彼の娘とオバマ前大統領の娘のバスケットボールのコーチを務めていたことを、ビルの管理会社に語った。

 以前、ハンター氏は麻薬問題とウクライナのエネルギー会社ブリスマとの関係でスキャンダルを引き起こしたが、今回またスウェーデンのメディアによってスキャンダルが公開された。これにより、バイデン米大統領一家やバイデン氏がハンター氏のビジネスとのつながりなど一連のスキャンダルは、人々の注目を浴びている。

(翻訳・神谷一真)