トランプ前米大統領の義理の娘である元ホワイトハウス上級顧問のララ・リー・トランプ氏は21日、トランプ氏が2024年に米大統領選に再び出馬する可能性が高いと発言した。最新の世論調査でも、トランプ氏の高支持率が続いているという。
ララ・リー・トランプ氏は21日、FOXニュースに対し、「彼（トランプ氏）は2024年に再び出馬するかもしれないので、私たちに関心を持ち続けるように言った」と述べた。
今週フロリダ州オーランドで開催される保守政治活動協議会（CPAC）を議論する際、ララ氏はトランプ氏を「共和党のリーダー」と称した。今回のCPACに出席するのは、彼がホワイトハウスから離れてから、公の場で初めて姿を見せることになる。
ララ氏は「彼（トランプ氏）はこれからもずっと人々を助け続ける人物である。共和党はトランプ氏に（議会の半分の議席の）一線を越えるために手助けして欲しいと望んでいる。この人は間違いなく政治と共和党を変えたと思う」と述べた。
21日に発表された最新のサフォーク大学と「USA Today」の世論調査によると、共和党員は2対1に近い割合で共和党を離れ、トランプ前大統領に追随して第三党に入りたいという。
同調査によると、46％の共和党員はトランプ氏に追随して新党に移ろうとしている一方で、共和党に残るのは26％だけで、28％はまだ未定だという。そして、大多数のトランプ支持者は、共和党（34％）よりも候補者（54％）に忠誠を捧げている。19％のみの共和党員は、トランプ氏から離れ、親政府派の共和党員に忠誠を尽くすべきだと考えている。
サフォーク大学政治研究センターのデイビッド・パレオロゴス所長は「アメリカの保守派の信頼出来る情報源に関する考え方も大きく変わった」と述べた。
2016年10月、58％の回答者はFOXニュースが最も信頼できる情報源だと答えていたが、今では34％までに下がった。ニュースマックスの信頼度は現在最も高く、FOXニュースよりも17％高く（51％である）、次いでワン・アメリカ・ニュース・ネットワーク（OANN）がFOXニュースより9％高い（43％である）。
（翻訳・徳永木里子）
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