2月22日、ミャンマーのヤンゴン市での抗議活動(ツイッターより)

 ミャンマー第二の大都市マンダレー市のヤタンナボ造船所で20日、1000人以上のデモ隊に対して、軍事政権は数百人の警察と軍人を出動させ、実弾を発砲し、2人が死亡、40人が負傷、数百人が逮捕された。

 現地のネットユーザーが海外のソーシャルメディアに投稿した大量な動画や写真から見る限り、1989年の北京で起きた「六四天安門事件」の大虐殺と同じくらい悲惨なものだった。

 国連のアントニオ・グテーレス事務総長は20日夜、ツイッターで平和的なデモ者に致命的な武力、脅迫や嫌がらせの使用は容認できないとツイートした。

 欧州連合(EU)のボレル外務・安全保障上級代表は、ミャンマーに対し、民間人に対する暴力行為を直ちに停止するよう呼び掛けた。そして、22日にブリュッセルで開催される欧州連合諸国の外相会議で、ミャンマーの最新動向が議論され、適切な決定が下されると述べた。

 フランス外務省は、ミャンマー軍事政権の暴行を強く非難する声明を発表した。

ミャンマーの首都ネピドーでは本日(22日)、多くの人が逮捕された:

https://twitter.com/mrattkthu/status/1363790279799697408

2月22日、ミャンマーのヤンゴン市での抗議活動:

(翻訳・藍彧)

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