リンゼー・グラム上院議員は14日、FOXニュースの番組で「連邦議会議事堂襲撃事件は計画的に行われたことであり、1月5日にナンシー・ペロシ氏が議事堂の襲撃情報を入手していたかどうかを調査すべきだ」と主張した。さらに、「暴動が起きることを上院が知っていたかどうかも調査すべきだ。専門委員会を設置してこの問題を調査する必要がある。そうすれば再度同じことが起こらないように防げる。トランプ氏の弾劾は違憲であり、検察側は弁護士も証人もいない。上院公聴会の記録は完全にふざけている」と述べた。
ザ・ゲイトウェイ・パンディット（The Gateway Pundit）によると、弾劾裁判当日、ジョン・ロバーツ最高裁長官の代わりに、弾劾公聴会の監督を務めた民主党のパトリック・リーヒ氏は私語を話していた時、誤ってマイクの電源を入れてしまい、発言内容が流れてしまった。リーヒ氏は「ペロシ氏による最新弾劾案はめちゃくちゃになった」と言った。マスコミは、2回の政治弾劾の監督と共に失敗した史上初の政治家がペロシ氏であり、ワシントンの政治家は恥曝しだとコメントした。また、グラム氏は「もし共和党が下院を占拠すれば、カマラ・ハリス氏も同じ理屈で起訴される可能性がある、なぜなら、ハリス氏が保釈した犯罪者の一人は保釈された後、街で人の頭をぶち壊したからだ」と述べた。
ハリス氏は昨年ツイッターで、「もし可能であればミネソタ自由基金に参加して、ミネソタ州の抗議者の保釈をしてほしい」と呼びかけた。
グラム氏は「1月6日のトランプ氏の政治演説が憲法上保護されているものであり、扇動ではない。その後のトランプ氏の演説は非常に冷静で要点を押さえたものである」と明言した。
（翻訳・徳永木里子）
＝＝看中国（Vision Times Japan）の許可を得ることなく、記事や写真、イラスト、動画等のコンテンツを複製、配布、送信、転載することはできません。＝＝