最近、新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)ワクチンの接種者の死亡事故が相次いでおり、ワクチンの安全性への懸念が高まっている。
ニューヨーク・タイムズによると、ワクチン接種後の有害事象(VAERS)は、1月末までに、少なくとも36人のアメリカ人が新型コロナウイルスワクチンを接種した後、血小板減少症を発症したと報告された。血小板は血液を凝固するために欠かせない血液成分である。そのうちの一人、マイアミの産婦人科医グレゴリー・マイケル博士(56)は、ファイザーワクチンを接種したわずか16日後、血小板減少症を発症して脳出血で死亡した。
ほか35人も、ファイザー社とモデルナ社のワクチンを接種した後に血小板減少症を発症した。専門家によると、この2種のワクチンが引き金となる血小板減少の原因がまだ見つかっていない。
両社はワクチン接種者の死亡がワクチンと直接関係があることを否定する声明を出したが、ワクチン接種後の死亡事故は相次いでいる。デイリー・メールは7日、ニューヨークで70歳の男性がワクチンを接種してからわずか25分後に突然倒れたと報じた。現場にいた警備員と救急隊員はすぐ男性を近くの病院に運んだが、入院後まもなく医師によって死亡が宣告された。
アメリカで昨年12月に新型コロナウイルスワクチンの大量接種が始まって以来、VAERSが提供したデータによると、1月中旬まで全米で55 人がワクチン接種後に死亡し、その多くの死因は不明である。
AP通信が行った最新の世論調査によると、アメリカ人の約3分の1が新型コロナウイルスワクチンに懐疑的であることがわかった。世論調査によると、約67%の回答者がワクチンを接種すると答え、15%が絶対に接種しないと答え、17%がおそらく接種しないと答えた。調査対象者は、ワクチンの安全性や効果に不安を感じているとの声が多かった。
(翻訳・徳永木里子)
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