トランプ氏の弾劾案を代理したマイケル・ヴァン・ダー・ヴィーン(Michael T. van der Veen)弁護士(US Senate, Public domain, via Wikimedia Commons)

 トランプ氏の弾劾案を代理したマイケル・ヴァン・ダー・ヴィーン(Michael T. van der Veen)弁護士は、ニュースメディアが国家の分裂を作り出し、事実歪曲で利益を獲得していると指摘した。メディアは公平に事実を報道すべきだと呼びかけた。

 13日の弾劾案終了後、ヴァン・ダー・ヴィーン氏はCBSに対し、「この国家が求めていて、かつ必要なのは団結であるが、メディアは意図的に国家を分裂させている」と話した。

 「(喩えると)私がニュースを見ているとき、片方のテレビ番組は今雨が降っていると報道し、もう片方は晴れだと報道している。これほど偏向性がある報道は直ちに止めなければならない。PBSのように報道すべきで、全くニュースの完全性がないテレビ番組のように報道してはならない。メディアが証拠を改ざんしたのだ。」

 弾劾案における下院が発表した動画についてCBS記者が質問した時、ヴァン・ダー・ヴィーン氏は「弾劾案において、下院の担当者も『証拠を改ざんした』。彼らは同案件について調査を行わなかった。そのために上院が裁判を行っているときに証拠を改ざんせざるを得なかった。これは驚くべきことだ。私たちがこのことを突き止めて公開した時、多くの上院議員の注意を引き付けたと思う」と答えた。

 これまで、同氏はFOXニュースに対し、トランプ氏の弁護案を代理している期間に、100近くの威嚇を受け、自宅の住所や職場でも襲撃に遭ったと話した。「仕事をしているだけなのに、これほどのあってはならない被害を被った。」

(翻訳・北条)

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