ディープステートは、かなり前から中国共産党（以下、中共）と手を結び、人間社会を悪魔に引き渡そうとし、世界で共産主義を実現しようとしました。彼らは三つの計画を用意し、悪魔を少しずつ表舞台に押し出し、世界で共産主義を実現し、即ち中共が言った「人類運命共同体」を構築しようとしました。中共は2017年に於いて、「人類運命共同体の構築」を中国共産党の党章に明確に書き込み、2018年に、それを中国の憲法の前書きにも書き込みました。近年、中共が極力に推進している「チャイナ・ドリーム」、「一帯一路」構想、「孔子学院」、「アジアインフラ投資銀行」等は、すべて「人類運命共同体」を実施するための計画の一部です。
本文では「ワシントンの沼」を中心とするディープステートが、これまで中共と結託し、一歩一歩、人類を制御し、世界で共産主義を実現しようとする三つの計画を明らかにしたいと思います。
計画Aの背景
少し長い文章になりますが、根気よく読んでいただければ、あなたの世界に対する認識が変わり、これから世界で起きようとする出来事を、より理解することができるでしょう。なぜならば、これから話すことは、闇勢力がすでに裏で実施したこと、或いはこれから実施しようとする計画だからです。最後まで読んでいただければ、きっと自分で結論を出せるだろうと思います。
米国のディープステート（ワシントンの沼、闇政府）が共済会、光明会と関係がある事は、主流メディアに「陰謀論」というレッテルを貼られ、批判されて来ました。これは中共が内部告発者に「嘘つき」のレッテルを貼る手口とまったく同じです。今度のアメリカ大統領選を通して、皆さんは西側主流メディアが中共の宣伝機関と本質的に同じで、彼らの報道は信じ難く、自らが判断しなければならないことを、身をもって体験したことでしょう。
光明会は世界を支配するエリート階級から構成する秘密結社です。彼らは人数は少ないのですが、社会のピラミッドの最上段を占めており、例えば、世界経済を動かす大きな財団、権力を持つ政治家、民衆に多大な影響を与える著名人、精神指導者等はそのメンバーです。世界を牛耳るこの秘密結社は、その隠蔽性と特殊性が悪魔に気に入られ、憑依されました。光明会は長い歴史の中、サタン教に侵食され、そのメンバーらも次第にサタン教信者になりました。悪魔に支配されてから、彼らには人間社会を悪魔に引き渡そうとする闇勢力が誕生しました。この闇勢力は、その後二つに分かれ、一つは共産主義という邪悪勢力で、もう一つは裏で世界を制御するディープステート勢力です。
サタン教は魔王サタンを崇拝する邪教組織で、神に反対し、伝統文化と古来の道徳に反対し、人間を憎み、悪魔を崇拝します。彼らはキリスト教が提唱するすべての事に反対し、キリスト教が禁止するすべてのことを極力推進しました。彼らの目的は人類の道徳を破壊し、人々に神に背かせ、悪魔を信じさせるようにすることです。不倫、殺人、中絶、同性愛、麻薬使用等は陰で推進されました。すでに現実となった大麻の合法化、中絶や同性婚姻の合法化、男女共用トイレの使用、幼稚園や小学校からの性教育、性解放など……、それらはすべてサタン教に支配されるディープステートが裏で推進し、一歩一歩実施して来たものです。
人類は昔から神を信じて来ました。数千年来、神に対する信奉は人間社会の道徳、秩序、社会の安定を維持して来ました。しかし、サタン教は人々に神を裏切るようにし、人間を悪魔の欲望の罠に押し付け、人類を破滅しようとします。サタン教は無神論を作り、人間と神との繋がりを断ち切らせ、人間が神に対する信奉によって作り上げた伝統社会の秩序を壊し、新たに「新世界秩序」、即ち世界で共産主義を実現しようとしており、世界を地獄に陥れようとしているのです。
彼らの計画は全てこの目的のために行われてきました。
産業革命、科学技術の進歩を利用して、サタン教は進化論の邪説を流布しました。人類が世界の急速な変化を目前にして困惑した時、サタン教はその高級メンバーであるマルクスに共産主義の邪説を発表させ、無神論を宣伝させました。そして、彼らは人々の中で増悪を煽り立て、互いに敵意を抱かせ、共産主義という「人間社会の天国」を空想させ、人生を虚しく感じ、信仰の危機に陥る人々を惑わせることで、自らの勢力を拡大しました。その時から、悪魔は人間社会を少しずつ統治し始めたのです。
闇勢力に支配された財団、メディア、政治家等の助けの下、共産主義者たち、特に社会の下層階級にあるごろつきが躍り上がり、至る所で造反し、革命を起こし、暴力革命を通して世界各国の政権を転覆し、共産主義を実現しようとしました。パリ・コミューン、十月革命などがそうです。彼らは相前後して、ソ連、中国共産党などの社会主義政権の樹立に成功しました。
しかし、暴力革命によって政権を奪い執る方法は、多くの西側自由社会では通用しませんでした。特に、信仰の自由を建国理念として、権力を制度の籠に閉じ込めようとするアメリカでは、このような運動は全く通用せず、すぐに撲滅されました。そこで、サタン教は手法を変え、暴力革命を提唱するのではなく、緩やかな方法で、西側民主主義の隙に乗じ、内部から少しずつ浸透し、アメリカの伝統的な価値観を腐蝕し、破壊し、最終的に強い闇勢力を形成しました。この闇勢力はアメリカを徹底的に転覆し、自由社会を陥落させるためにずっと準備しています。それがディープステート（闇政府）の由来です。
20世紀90年代まで、世界は二つの陣営に分けられていました。一つは、中共を中心とする共産主義陣営で、もう一つはアメリカを中心とする自由社会陣営です。共産主義陣営は悪魔に完全に支配されており、自由社会陣営もサタン教から発展して来たディープステートによって、侵食され、制御されるようになりました。悪魔はすでに人間社会を統治しているのです。
悪魔の計画A
まず共産主義陣営の中核──中国共産党をサポートします。彼らは中共に経済力や技術力を与え、世界の舞台で様々な便宜を図り、中共を急成長させました。それから、彼らは内外呼応して、中共に世界に広く浸透させ、その黒い手を世界の隅々まで伸ばさせました。強くなった中共は、今度はディープステートに協力し、自由社会の政権を奪い執ることに助力します。現在、自由社会の多くの国々はすでにディープステートの闇勢力に乗っ取られました。例えば、ドイツのメルケル首相、カナダのトルドー首相など、ここではもう名前を挙げませんが、多くの人は心の中で分かっているでしょう。彼らは計画Aの下でディープステートに乗っ取られた勢力です。
アメリカは自由社会の模範と支柱で、自由社会の最後の防衛線です。アメリカが倒れてしまえば、自由社会は全て陥落します。しかし、アメリカは一番やりにくい国でもあります。それは自由と伝統的な価値観がアメリカ人の心の中に定着しており、短期間で破壊できないものだからです。そのため、アメリカを転覆するのは、彼らが自由社会を制御する最後のステップとなります。アメリカが完全にディープステートの手に落ちると、彼らは「グローバル・リセット」計画を実施するでしょう。「グローバル・リセット」を通して、伝統的な社会秩序を破壊し、サタン教の「新世界秩序」、即ち世界で共産主義を実現するのです。
一言付け加えると、中共とディープステートは共にサタン教から発展したもので、中共は自らを中心とする「人類運命共同体」を構築しようとしており、ディープステートは自分らを中心とする「グローバル・リセット」を計画し、世界を支配、統治しようとしています。二つの計画の中心権力は異なりますが、目標は同じです。
しかし、中共の「人類運命共同体」計画は、トランプ政権によってボコボコにされました。その過程で、中共はすでに息も絶え絶えになっているため、彼らは今度「グローバル・リセット」計画に重点を置くことにしました。
悪魔の計画Aはすでに最終段階まで来ていました。クリントン、オバマなどのアメリカ元大統領（闇政府のメンバー）の営みによって、アメリカはすでに破綻百出しており、もう少しで転覆させられるところでした。彼らは2016年にヒラリーを表舞台に登場させ、そして、ヒラリーが8年間の任期中に、アメリカを徹底的に転覆させ、グローバル・リセットを実行し、世界で共産主義を実現しようとしていました。
しかし、ご存じのように、計画Aは最後の肝心なところで狂わされました。政治素人のトランプ氏が突如、大統領選に立候補をし、そして見事に当選しました。それは神の按排です。この危機一髪の時に、トランプ氏が選ばれ、そしてアメリカは救われたのです。
トランプ氏の当選は正しく奇跡でした。それは闇勢力が全く予想もしていなかったことです。ディープステートはトランプ氏のことを軽視し、この人脈もバックグラウンドも政治経験もない、しかも主流メディアにまったく支持されない人が当選できるとは思っていなかったため、当時、彼らは選挙の不正行為を行おうともしませんでした。しかし、その結果は彼らに大きな衝撃を与えました。そのため、2020年の選挙で、彼らは大々的に不正行為を実施し、是が非でも前回に失ったものを取り返そうとしました。
トランプ氏の当選後、彼らは計画Aを諦めざるを得ず、B案を実施することにしました。
（続く）
米国のディープステイトの闇を暴く （一）人間世界における悪魔の脈絡：
米国のディープステートの闇を暴く （二）悪魔の人間世界に於ける陰謀：
（文・李道真/翻訳・一心）
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