新型コロナウイルスの流行が過熱する中、マスクの着用は最も重要な予防策の一つとなっています。マスクを取り扱うとき、正しいやり方で行うことがマスクの予防効果を下げない鍵となります。
台湾にある奇美病院の陳志金先生は、マスクの着用だけでなく、正しい方法でマスクを取り扱うことにも注意を払うべきだと呼びかけました。少しの努力で大きな効果が得られるでしょう。
陳先生によると、マスクを着用している間、「ウイルスを含む飛沫」を遮断することができ、マスクを外すときに手が「飛沫」に触れてしまうと、手を使って食べ物を取ったり、鼻をつまんだり、目をこすったりして、ウイルスが体内に侵入する恐れがあります。
陳先生はさらに、「マスクの表面に触れてから鼻や口を触ったり、目をこすったりしてはいけない」と強調し、マスクを外す時の注意点を3つ挙げました。
1、マスクの表面に触ったらかならず手を洗わなければなりません。
2、マスクを外してからはさみで切ったり、そのまままるめてゴミ箱に捨ててはいけません。
3、マスクを外した後、手を洗わずに目をこすったり、鼻をつまんだり、食べたりしてはいけません。
また、使用済みのマスクの取り扱い方についてもアドバイスしました。
1、使用済みのマスクを食卓の上に置かないようにして下さい。
2、使用済みのマスクの内側と外側をチェンジして再利用しないようにして下さい。
3.使用済みのマスクを捨てるとき、外側に2回折りたたみ、マスクの表面に付着した汚れを包むようにしてジップロックなどに入れてから、カバー付きのゴミ箱に捨てて下さい。
4、マスクを捨てた後は必ず手を洗うようにして下さい。
5、手を洗うまでは、絶対に目や口、鼻に触れないようにして下さい。
さて、マスクの正しい取り扱い方を覚えられたでしょうか。正しくマスクを使用することで、家族と自身の健康を守りましょう!
(翻訳・玉竹)
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