米共和党マット・ゲイツ下院議員は「もし必要であればドナルド・トランプ前大統領を代表して上院の第２回弾劾裁判に参加し、弁護する。議員を辞職することも厭わない」と述べた。
トランプ前大統領の最も親密な友人の一人であるゲイツ氏は2月3日、スティーブ・バノン氏の番組「作戦ルーム（War Room）」にて、トランプ氏が望むならば議員を辞職して代わりに弾劾裁判に参加すると述べた。
ゲイツ氏は「生涯で最も偉大な大統領を全力で護るために必要なことは何でもする。トランプ氏が4年間、この国と国民に与えたものは、それだけの価値がある」と語った。
ゲイツ氏によれば、下院倫理委員会に対しトランプ氏を擁護することができるかどうか尋ねた共和党員は彼一人だけではない。
上院の裁判では、弁護士のデービッド・ショーン氏とブルース・キャスター氏がトランプ前大統領の代表を務める。ショーン氏とキャスター氏は2月2日の声明で、「第45代大統領は罷免可能な公職に就いていないため、米国上院は第45代大統領に対する管轄権を有していない。弾劾は、米国憲法修正第１条が保障する第45代大統領の自由な言論と思想の権利を侵害した」と述べた。
（看中国記者・理翺/翻訳・藍彧）
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