トランプ前大統領の娘婿で、大統領上級顧問を務めたジャレッド・クシュナー氏(Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons)

 トランプ前大統領の娘婿で、大統領上級顧問を務めたジャレッド・クシュナー氏と、トランプ政権下で中東担当特使だったアビ・バーコウィッツ氏が1月31日、ノーベル平和賞にノミネートされた。クシュナーシ氏は光栄に思うと述べた。

 両氏を推薦したのはハーバード・ロー・スクールの名誉教授アラン・ダーショウィッツ氏である。

 ダーショウィッツ氏は「クシュナー氏とバーコウィッツ氏が『アブラハム合意』に貢献し、イスラエルとアラブ諸国との国交正常化を実現し、同地域ひいては全世界の平和につながったことは受賞するすべての条件を満たした」と述べた。

 クシュナーシ氏は声明で、ノーベル平和賞にノミネートされたことを光栄に思うと述べた。

 昨年8月中旬から12月中旬において、トランプ政権の下で、イスラエルとアラブ諸国数カ国との国家正常化協議「アブラハム合意」が結ばれたことは、25年以来中東地区で最も重要な外交の進展である。

 2020年のノーベル賞のノミネートは1月31日に終了し、受賞者は今年10月に発表される。

(翻訳・北条)

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