バイデン大統領の娘アシュリー・バイデン氏(Public Domain via Wikimedia Commons)

 米メディア「ナショナル・ファイル(National File)」は先日情報筋から入手した、バイデン大統領の娘アシュリー・バイデン氏の112ページの日記を独占リリースした。

 「ナショナル・ファイル」は、アシュリー・バイデン氏の2019年の日記をリリースし続けてきた。同日記はアシュリー氏がフロリダ州の薬物治療センターで書いた日記である。自らの感情、結婚生活の崩壊、薬物依存と性依存との闘いおよび父であるジョー・バイデン氏が大統領選に出馬してからの家庭生活を記録した。

 個人情報保護による限定的な改定を行い、「ナショナル・ファイル」は、情報筋が確認したアシュリー・バイデン氏の112ページの日記を全文リリースすることができた。同情報筋は、自身の勤めるメディアはバイデン氏の娘に関する情報を公表することができないと判断し、日記の内容を「ナショナル・ファイル」へ提供した。

 同情報筋は、アシュリー氏本人がこの日記を書いたと認めた録音を所持しているという。アシュリー氏本人が日記の全文を書いたことを、筆跡鑑定の専門家に鑑定してもらったという。

 「ナショナル・ファイル」は、同情報筋が日記の信ぴょう性を検証するためにやってきたことを詳しく記録した録音を入手した。録音で、情報筋は、自身の勤めるメディアがライバル社からのプレッシャーを受け、日記の公表を控えたと述べた。

 「ナショナル・ファイル」がリリースしたアシュリー氏の日記内容から、以下の事実が明らかになった。アシュリー氏は、子供の頃から父と一緒にお風呂に入ったことを「多分正しい事ではない」と、子供のころにセクハラ行為を受けたと考えた。数か月の間、アシュリーは薬物乱用との闘いおよび頻繁な浮気による結婚生活の崩壊を詳しく記録した。さらに、兄(ハンター・バイデン氏)の新しい家庭がスキャンダルを招くことを心配した家族を記録し、父(ジョー・バイデン氏)の金銭支配と感情操作に対する不満を記録した。

 アシュリー・バイデン氏(39)は、ソーシャルワーカー、社会運動家、慈善家、ファッションデザイナーである。1981年6月8日にデラウェア州のウィルミントン市で生まれ、ジョー・バイデン氏と2番目の妻ジル・バイデン氏との娘であり、ハンター・バイデン氏(ジョー・バイデン氏と1番目の娘との子女で唯一生存している息子)の義理の妹である。ペンシルベニア大学のソーシャルワークの修士の称号を授与されてから、ソーシャルワーカーとしての生活を始め、進路指導や教育連絡者としても働いている。

 2014年、アシュリー氏は、刑事司法改革を中心として活動するデラウェア司法センター(Delaware Center for Justice)の執行役員として任命された。2017年、アシュリー氏は、パーカーなどの商品を展開するファッションブランド「ライブリーフード(Livelihood)」を創立し、所得不平等を解消するプロジェクトのために集金している。

(看中国記者・成容/翻訳・常夏)

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