今朝(2月1日)、ミャンマーの軍事クーデターでアウンサンスーチー氏をはじめ、多くの政府指導者が逮捕された。
昨年の選挙後、ミャンマーの文民政府と軍の間に生じた相違が、クーデターを招いたのかもしれない。昨年11月の選挙では、アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)は、政府を作るために十分な席を獲得した。しかし、軍部は投票には不正行為があったとして、結果は無効だと主張した。
アウンサンスーチー氏らが逮捕されてから数時間後、軍事テレビは1年間の非常事態宣言を発表した。ツイッターによると、同国最大の都市ヤンゴン市では、多くの電話回線やインターネット通信が遮断され、ATMも使えない状態になっているという。
(看中国記者・黎宜明/翻訳・藍彧)