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近日、イギリスの週刊紙「エコノミスト」は、社会安定性、健康、文化、環境、教育、インフラの面から世界で140の都市を調査し、都市の居住に関するレポートと都市の住みやすさランキングを発表した。
オーストリアの首都ウィーンは、今年度初めて世界で最も住みやすい都市に選ばれた。「エコノミスト」が調査を始めて以来、初めてヨーロッパの都市がトップの座に就いた。7年間連続第一位だったオーストラリア・メルボルンは、ウィーンに大きく離され、世界第二位となった。
上位10都市:
オーストリア・ウィーン(第一位)
オーストラリア・メルボルン(第二位)
日本・大阪(第三位)
カナダ・カルガリー(第四位)
オーストラリア・シドニー(第五位)
カナダ・バンクーバー(第六位)
カナダ・トロント(第七位)
日本・東京(第八位)
デンマーク・コペンハーゲン(第九位)
オーストラリア・アデレード(第十位)
順位を最も向上させたのはウクライナの首都キエフで、13位の上昇だった。その背景には、急速な都市インフラ整備、社会の安定性、犯罪率の低さが挙げられる。一方、硝煙が漂うシリアの首都ダマスカスは、最低位となった。
(翻訳・黎宜明)