米短文投稿サイトのツイッター(Twitter)は1月8日、トランプ米大統領のアカウントを永久に凍結した。しかし、保守派SNSサイトの「Gab」のCEOは、トランプ大統領のアカウントを同サイトで再構築し、今までの全ツイート投稿を完全に復元したと述べた。
米保守派メディア『ザ・ゲートウェイ・パンディト(The Gateway Pundit)』によると、Gabの設立者兼CEOであるアンドリュー‧トーバ(Andrew Torba)氏は、トランプ大統領の全ツイート投稿をトランプ大統領のGabアカウントに移行した」と発表した。
同報道によると、ツイッターがトランプ大統領のアカウントを凍結する前に、トーバ氏は同アカウントを完全にバックアップし、大統領のGabでのアカウントの再構築を支援した。
トーバ氏は1月9日、ツイッターがトランプ大統領のアカウントを凍結した後、Gabは1時間当たり平均1万の新規アカウントが作成され、全体セッションは約40%増加、1日で50万以上のアカウントが新規登録されたこともあると述べた。
Gabとは対照的に、もう一つの保守派SNSサイトである「Parler」は険しい道のりを歩んでいる。ツイッター社とアップル社がトランプ大統領を制限した後、Parlerはすぐにアプリのダウンロードランキングで1位になった。しかし、アップル社やアマゾン社、グーグル社などの大手IT企業が力を合わせてParlerを排斥したため、Parlerは現在も運営停止中である。
(翻訳・柳生和樹)
==看中国(Vision Times Japan)の許可を得ることなく、記事や写真、イラスト、動画等のコンテンツを複製、配布、送信、転載することはできません。==