1月11日夜、河北省廊坊市のPCR検査所に来ていた住民が行列の途中で突然倒れ、救急隊員が駆けつけて救助した。廊坊市は今のところ疫病状況の深刻さから、北京に最も近い地区で30キロしか離れていないため、廊坊市はすでに完全に閉鎖されている。廊坊市全員を対象としたPCR検査が開始された。現在、廊坊市固安県では、1人が確認されたと報告されている。
ネットユーザーが投稿した動画によると、1月11日夕方、河北省廊坊市のPCR検査所で、多くの民衆が並んで検査を待っている。倒れている人がいて、3人の救急隊員が駆けつけ、心肺蘇生を行った。動画から見ると、倒れた人の心臓が停止していたと推定される。傍観している人も多く、携帯電話で撮影している人もいた。動画を撮影した男は「応急処置」と言った。
https://twitter.com/tw_tomy_/status/1348940963863949313
河北省廊坊は北京に近く、毎日のように北京に通勤する住民が多いと言われている。
1月12日、北京市西城区の通報では、河北省廊坊市固安県で確認された感染者は、西城区荘勝広場のある会社で働いている。この従業員は最近石家荘での滞在歴があるという。通報には、この女性患者は最近、仕事のために北京を往復していたとも書かれていた。
同時にハイリスク地域と定められた石家荘藁城区(こうじょう-く)は、現元の発生源となっており、感染拡大している。
中国メディアの報道によると、藁城区委員会広報部は11日、増村鎮12村の2万人以上の村民全員を集中的に隔離して現場外で監視するよう指示を受けたとメディアに伝えた。
公式の通報によると、石家荘の疫病は1月11日の24時まで、12の県と地区に分布している。そのうち76.39%が藁城区で、藁城区の95.62%が増村鎮、石家荘裕華区、長安区、橋西区などで発生している。
12日0時から12時までの間に、石家荘では新たに21人が確認され、無症状感染者が12人新たに増加した。
1月2日から1月12日12時まで、石家荘市では累計で309人が確認され、無症状感染者は235人と報告されている。
(翻訳・藍彧)
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