ネットユーザーは「恐るべし、生物戦部隊が来た」とコメントした。(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 河北省の武漢肺炎(新型コロナウイルス感染症、COVID-19)の感染状況は悪化し続けている。中国共産党当局は、河北省石家荘市の街通りを消毒するために生物戦部隊を派遣したという。

 複数の中国メディアの報道によると、河北省当局は5日、河北省では1月4日の1日で新たに14人の感染者と30人の無症状感染が確認されたと発表した。

 公式データによると、河北省では1月4日24時まで、感染者19人、死亡者6人、海外輸入感染者34人、無症状感染者40人が確認された。しかし、外部は公式データに懐疑的だ。ネットユーザーによると、石家荘市当局は4日、感染者が1人と発表したが、実際には少なくとも6人が確認されたという。

 また、一部ネットユーザーは海外のソーシャルメディアで、大量の重装備人員が消毒のために路上に沿って薬物で消毒している動画をツイートしていた。動画を見たネットユーザーは「石家荘市の生物戦部隊は壮観だ」と感嘆した。

 動画の拡大につれて、多くのネットユーザーのコメントが相次いでいた。

 「河北省もロックダウンしたら、首都はまだ守れるか」

 「ウイルスに殺されなくても、散薬にむせて死ぬ。毒殺される」

 「恐るべし、生物戦部隊が来た」

 「この生物戦部隊はウイルスよりずっと恐ろしい」

 他の中国ネットユーザーは、河北省では突然30人の無症状感染者が急増していることについて、何が起きているのかと懸念を表明した。

(看中国記者・文儷/翻訳・藍彧)