昨年夏に洪水に見舞われた浙江省は、ここ数ヶ月で降水量が大幅に減少し、大干ばつに見舞われている。公式報告によると、いくつかの地域では水の供給が不足している。
複数の中国メディアの報道によると、10月16日から2020年12月31日までの間、浙江省では平均55mmの降水量で、平年の同期間より53%も少ない。その中で、温州市、台州市、麗水市、寧波市では降水量が60%減少している。沿岸部の一部の地域で水道水の供給が不足しており、温岭市、玉環市、三門県、象山県などでは水源が断たれている状況があった。
浙江省三門県の住民は5日、干ばつの影響で貯水池に水がなく、地元の人々の日常生活に深刻な影響を与えていると語った。「近くに山の湧き水がなく、水道水は汚くて飲めないので、ミネラルウォーターを買わないと飲めない」
現在の天気予報によると、干ばつが続くようだ。
(翻訳・北条)