ジェットコースター(イメージ:Pixabay CC0 1.0)

 12月28日午後、中国江蘇省南京市にある遊園地「歓楽谷(ハッピーバレー)」では、ジェットコースターが突然故障し、32人の観光客が閉じ込められた。

 歓楽谷遊園地は28日午後3時47分、ジェットコースターが登り始めようとしていたところ、短時間の停電により出発区間で停止・失速したと声明を発表した。

 ジェットコースターに乗っていた32人の観光客が全員無事にホームに避難した。園内の雨林レストランに留め置かれた。責任者は、観光客の気持ちを慰めるため、入園チケットの日付を変更し、後日に来るように招待した。

 南京電力会社は29日、「当日、南京歓楽谷遊園地に電力を供給している変電所は正常に稼働しており、停電は発生していない」との声明を発表した。

 これに対し、ネットユーザーからは「電力会社は責任転嫁を急いでいる」「遊園地も電力規制の対象になっているのか?怖いです。乗ったばかりで停電して、幸いにも全員命の別状がなくてよかったです」「オーストラリアの石炭の輸入を停止したことに関係があるのか」「高空のアトラクションやロープウェーはやめましょう。電力が十分な時に乗りましょう、でなければ命をもてあそばれることになる」とコメントした。

(翻訳・藍彧)

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