著名な米弁護士のシドニー・パウエル氏は12月11日夜にツイートした声明の中で、ジョージア州、ミシガン州、アリゾナ州に関する緊急訴訟を米最高裁に提訴したことを明らかにした。そして、最高裁が3つの州に対し、2020年の選挙結果の認証を取消し、選挙人の投票を阻止することを命じるよう求めていると述べた。
パウエル氏の声明によると、これらの事件は憲法上の問題を提起し、大規模な不正行為を証明するものだという。 原告であるアメリカ国民にはこれらの訴訟を起こす権利があり、選挙の不正操作は許されない。
パウエル氏は、ウィスコンシン州に対してもすぐに緊急訴訟を起こす予定だ。
パウエル氏の弁護士チームは、4つの州での訴訟を却下した下級裁判所の決定を見直すよう高等裁判所に求め、再審査の申立書を提出する準備をしている。 期限が迫る中、弁護団は各州の巡回裁判所への提訴と同時に高裁への上訴を進めている。
パウエル氏のチームは申立書の中で、2020年の選挙では、バイデン氏への大量の「不法で資格を有しない虚偽の投票」が行われ、トランプ氏の票がバイデン氏に付け替えられたこと、および揺れる州の選挙関係者が州の立法機関を通さずに選挙規則を無断で変更し、職員や投票ソフト・ドミニオンまたは第三者がこの機会を利用し、不正なプログラムを導入することができたと述べた。この選挙詐欺の規模はアメリカでは前例がなく、この違憲、選挙詐欺、欺瞞行為はアメリカの選挙の汚点となると訴えた。
申立書によれば、公正と公開な調査だけが真実を見つけ、アメリカ国民に自由をもたらすことができるという。これらの訴訟は、「複数の州が2020年の選挙を盗むという前例のない陰謀を暴き、逆転する 」ための努力の一環である。また、選挙の違憲・違法行為に対する調査を阻止することは、真実を知りたいすべてのアメリカ人や勇気を持って名乗り出た目撃者、内部告発者、専門家証人に大きな打撃を与えることになる。
パウエル氏のチームは裁判所に対し、手続き上の問題を盾に責任回避するのではなく、事実を確認し実質的な判断をするよう求めている。
(翻訳・徳永木里子)