FOXニュースの司会者タッカー・カールソン氏は12月10日の解説番組で、民主党、米主流メディア、米ハイテク企業が、選挙前のハンター・バイデン氏の中国共産党との取引に関する刑事調査をデラウェア州司法長官オフィスが意図的に隠蔽した原因を語った。中国共産党が米国にとって真の脅威となっている事実を隠すため、カマラ・ハリス氏の背後の支持者がバイデンチームを支持する真の目的はハリス氏が政権に就くため、そして2020年の米国選挙をコントロールするためという、3つの理由がある。
カールソン氏は番組で、「ハンター・バイデン氏は現地時間の12月9日に、デラウェア州の司法長官事務所が彼の税務調査をしていることを12月8日に「初めて」知ったと主張した。正確には、連邦検査機関はハンター氏の中国共産党との不審な取引について刑事捜査を開始した」と紹介した。
中国共産党の米国への脅威の隠蔽
カールソンの分析によると、民主党はトランプ大統領時代に「ロシアゲート」の話を熱中に宣伝していたが、米国にとっての真の脅威はロシアではなく、中国共産党であるという事実を民主党内の誰もがよく認識しているという。
バイデン支持はただの隠れ蓑
選挙前にフォックスは、連邦検察がハンター氏の中国共産党などその他の国との取引について刑事捜査を行っていると報じていたという。このニュースはニューヨーク・タイムズ紙ではなく、バイデン陣営自身が明らかにしたものだ。そして、この発表をするにあたり、バイデン氏はハンター氏を誇りに思っていると声高に語った。
カールソン氏は、バイデン氏の発表は決して彼本人の意思ではなく、バイデン氏が誰かに強制されて発表したものだと述べた。
彼は、バイデン氏の副大統領であるハリス氏の背後にいる支持者の真の目的は、ハリス氏を前面に出して、ハリス氏と米ハイテク企業に米国を操らせることだと述べた。
米2020年総選挙を操る
カールソン氏はまた、米民主党や主流メディア、ソーシャルメディア大手が、これらの情報を隠蔽することで2020年の選挙をいかに操っているかについても述べた。同氏は、多くの米報道機関が当時「ハンター氏が刑事調査を受けている」という情報を知っていたが、それを報じたのはフォックスだけで、他の主流メディアはそのニュースを隠していたという。彼らはバイデン氏がそれらの原因で当選できないことを恐れていたため、総選挙の日まで、ほとんどのアメリカ人はこのニュースを知らなかった。アメリカ国民が知っていたのは、バイデン氏が事件の全てを「ロシアの陰謀」と呼び、米情報委員会の多くの高官もこの見解を共有していると主張したことだ。その主張はアメリカ国民を誤解させ、この調査を真剣に受け止めないようにした。
ハンター氏の元ビジネスパートナーであるボブリンスキー氏が名乗り出て、バイデン父子と中国共産党とのこれらのビジネス上のつながりの存在を確認したとしても、ツイッターやフェイスブックなどの米ハイテク企業は、これらのニュースを議論することを禁止したという。
今、(ハンター氏が刑事調査を受けていることで)これらの主流メディアが嘘をついていることが証明されている。これらの主流メディアは総選挙の結果を左右するために、米国国民にこのニュースを隠した。彼らは今回の総選挙を不正操作した。
(翻訳・藍彧)