12月12日の夜、四川省成都市郫都区(ひと-く)の隔离された団地には、過去の武漢と似たような光景が現れた。真夜中、隔離された団地の住民が次々と窓を開け、大声で歌を歌い、叫び、心の中での苦悩と絶望を晴らしていた。中国ではこのような動画が禁止されており、アップロードされたものはすぐに削除されるという。
ネットユーザーが投稿した動画には、成都市郫都区のある隔離された団地住民が窓を開けて歌い、苦悩を晴らす様子が映し出されている。拡声器を使ったのか、音がとても大きかった。住民が大声で叫ぶ声も相次いでいた。
ネットユーザーの情報によると、12月13日、成都郫都区の橡樹湾団地と竜城国際団地で確認された疑いのある感染者が現れ、団地は閉鎖されたという。しかし、当局は新たに発生した疫病については何の報道もしていない。
映像では、当局は西城御景団地を閉鎖するために、多くの警察や疫病予防要員を動員している様子が映し出されている。動画を撮影した女性は「この団地は封鎖されている。西城御景団地は出入り禁止となっている。 消毒作業はすでに始まっている」と述べた。
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(翻訳・藍彧)