米国の民間社会団体「アミスタードプロジェクト」の責任者であるフィリップ・クライン氏は11月30日、同社の調査データによると、フェイスブックが選挙に多額の投資を行った地域で、トランプ大統領に投じた大量の票が盗まれたことが判明したと発表した。
「アミスタードプロジェクト 」は、社会的弱者を支援する非営利団体だ。
同団体のプロジェクト・ディレクターを務めるクライン氏は11月30日、ニュースマックスTVとのインタビューで、彼らのやり方は、政府が発表した選挙データを使って実際の有権者に連絡し、それらの有権者の投票が政府のデータと一致しているかどうかを確認することだと述べた。調査結果は、数万人の共和党員の票が集計されておらず、数十万人の共和党員が「郵便投票を申請したことがない」と回答していたが、調査では郵便投票が行われていたことが判明した。クラインのチームは、外州出身の人が本州内で投票することを確認した。これらはすべて現在注目されているいくつかの揺れる州で起こっている。
クラインはまた、これらの調査対象地域のいずれも「(フェイスブックCEOの)マーク・ザッカーバーグ氏がそこの選挙事務所に数億ドルを投じた」と述べた。ザッカーバーグ氏は慈善活動を通じて今年の選挙に4億ドル(約4億円)を投資しており、これは連邦政府が選挙に費やした金額に相当する。
クライン氏は、「彼らは、選挙裁判官に金を払い、窓に板張りした人に金を払い、機械(投票機を指す)を買い、米国人を計票室から追い出した。全ての揺れる州の中心部に億万長者を招き入れる(これらの不正行為をする)のは法律違反だ。
クライン氏は、この調査のデータによると、これらすべての不正行為は、民主党の拠点が恩恵を受ける一方で、共和党の拠点での投票を抑制した。民主党に法律を回避するように便宜を図った一方で、選挙では本来受け入れられてはならない票を受け取ったと述べた。
クライン氏は29日のツイートで、カリフォルニア州ロサンゼルスにいるFBI捜査官が「アミスタッド・プロジェクト」の マット・ブレイナード氏にこの調査データを求めたことを明かした。
FBIがこれらのデータをどのように使うのかは不明だ。以前 FBIが関与している調査では、FBI捜査官が内部告発者を脅迫して、選挙不正についての宣誓証言を撤回させたという衝撃的な例があった。
トランプ大統領は29日、総選挙後初の公式インタビューで、今年の総選挙で不正行為について調査も何もしていないFBIと司法省を公然と批判した。
アミスタッド・プロジェクトは11月27日、ミシガン州の最高裁判所に、ミシガン州の選挙の不正行為を提訴し、ミシガン州選挙の無効化を宣言するよう求めた。ミシガン州では、無法地帯とも言えるほど選挙の不正が横行し、広範囲に広がっているという疑惑は、ミシガン州の人々から自由で公正な選挙の権利をひどく剥奪している。
(看中国記者・程雯/翻訳・藍彧)