元連邦検事、弁護士のシドニー・パウエル氏(看中国動画のスクリーンショット)

 先日、シドニー・パウエル元連邦検事は、彼女の弁護団が、選挙で不正を働いた人々にお金を支払った小切手の半券の写真を手に入れたと公開した。パウエル弁護士は「今回の米大統領選で、バイデン氏が1,000万票以上の不正投票を獲得した」と述べた。彼女が持っている不正選挙の重要な証拠はいったい何か。看中国は、サウスカロライナ大学アイケンビジネススクールの教授である謝田博士に伺った。

 パウエル氏の訴訟には、投票用紙の透かしなどの重要な証拠が含まれている

 謝田博士は「パウエル氏の弁護団はトランプ氏の弁護団に属しておらず、彼女は共和党幹部を含めたより深い汚職、不正行為に関与しており、おそらくトランプ氏は今はまだこれに触れたくない。パウエル氏が率いる弁護団はすでにジョージア州で170ページの起訴状を提出しており、それには、『投票用紙の透かし』という皆さんが注目している重要な問題に言及した。公式な投票用紙には透かしが入っているのだ。ということは、トランプ氏はすでに準備していたようだ。パウエル氏は起訴状の中で言及しているが、確かな証拠がなければ、彼女は決して書き込まないだろう」と述べた。

 「これで人々は初めて透かしの証拠を確認できた。大規模な不正投票のうち、何百万もの投票用紙が中国で印刷され、カナダを経由して、米国に持ち込まれたと聞いており、おそらく偽の投票用紙には透かしがないだろう。投票用紙の透かしに加えて、独自のコーディングがあり、トランプ陣営の弁護士とパウエル弁護士は、衝撃的で最も重要な証拠を手に入れたのではないだろうか」

 トランプ陣営の戦略は、最高裁に訴えることだ

 謝田氏はトランプ陣営が最近、ペンシルベニア州、ジョージア州、アリゾナ州で起こした訴訟について、根拠がないとして次々と棄却されていると指摘した。しかし、彼はこれがトランプ陣営の戦略だと考えている。なぜなら、これらの州の裁判官の多くがクリントンやオバマ時代に指名されたため、彼らの判決は明らかにトランプ大統領に不利なのである。

 謝田氏によると、トランプ氏の今の戦略は米最高裁に持ち込むことだという。巡回法廷が棄却すれば、最高裁に上告するチャンスがある。最高裁で初めて決定的な証拠を見せる。

 謝田氏は「トランプ氏はここ2日間リラックスしているように見える。彼はいつも余裕を見せており、やるべきことをやっていたので、もしかしたら良いニュースが近づいているのかもしれない」と話した。

(看中国記者・李静汝/翻訳・北条)