11月29日、米大統領選の不正行為が相次いで暴かれる中、日本にいるトランプ支持者がトランプ氏に声援を送り、偏向報道による不正投票の存在の隠蔽を抗議するために、東京都日比谷公園周辺でデモ活動を行った。北海道から沖縄まで日本各地からの一般参加者を始め、統一日報、日本沖縄政策研究フォーラム、新中国連邦など30以上の団体を含み、1000人以上が集まった。
当日午前10時半より、日比谷図書文化館の地下1階で、デモ前決起集会が行われた。トランプ再選支持集会デモ実行委員会の徳岡事務局長はデモの趣旨について、主に二つであると説明した。一つは、日米のマスコミが中国が絡むバイデン候補の重大スキャンダルを黙殺無視し、次期大統領に決まったごとく報道し、既成事実化していることへの批判。もう一つは、中国共産党の拡大に正面から立ち向かっているトランプ氏に日本から声援することである。また、今回の米大統領選は「善と悪の戦い」であると強調した。
日本沖縄政策研究フォーラムの理事長を務める仲村覚氏は、米主要メディアが中国共産党の統一戦線に組み込まれていることに言及し、日本のメディアの不正な報道を放置せず、読者への嘘を徹底的に追求すべきだと述べた。
「選挙はバイデンが勝ったという報道が流れているんですけれども、もしバイデンが本当に勝ったんでしたら、おそらく日本は沖縄が中国に乗っ取られてしまうという強い危機感を持っております。問題はアメリカもそうですし、日本は事実上中国の統一戦線工作に革命ツールとして利用され、乗っ取られてしまっているということに日本全体が、気が付いていない人が多いと(思います)。・・・日本のマスコミもアメリカのマスコミも不正に加担した報道が明らかになりました。日本国民は、マスコミを信じていた方も、マスコミは嘘をついていると分かった方もこのときはぜひ声を挙げて、マスコミはちゃんと正しい報道をしろと、2度とマスコミが嘘をつかないように、我々国民がマスコミに騙されないような社会システムを、急いで作る必要があると思っております。選挙が終わった後が本当の戦いだと思っております」
新中国連邦の代表草根小哥さんは今回の集会はトランプ氏への支援のみならず、アメリカ、正義、自由や未来のために共に戦っていく人々の集まりだと語った。
「われわれは外国人として、アメリカ人でない身分でトランプさんに支援する理由は、トランプさんという人ではなく、自由と民主の灯台を代表しているアメリカを応援しているからです。なぜバイデンさんではないかというと、すでに明るみになっている不正投票、中国共産党と関係しているドミ二オンなど、バイデンさんが当選すれば、アメリカの栄光や人類の自由意識が破滅するでしょう。世界のすべての正義ある人、真実を知る人は中国共産党に注目しています。われわれは絶えずトランプさんを支援しています。今回は初めて華人団体として日本の方と一致団結して行った活動であるため、重大な意義があると思います。新中国連邦は中国共産党に対抗する組織であり、郭文貴さんが発起した組織です。われわれの趣旨は中国共産党という政権から全世界が解放されることを目標にしています。・・・われわれは多くの脅迫を受けながら、立ち上がっています。世界に中国共産党は中国人を代表できないことを伝えています」
統一日報のホンヒュウ氏はメディアが報道しない自由を悪用し、真実や不正の証拠を一切報道せず、21世紀のクーデターは軍事ではなく、メディアによるものだと警鐘を鳴らした。また、YouTube、フェイスブック、ツィッターなどの大手ソーシャルメディアが自らの基準で検閲し、日本は厳しい検閲体制に置かれていると述べた。
大韓民国自由民主主義を守る在日協議会のカンチャンマン代表は「大韓民国の今年15日に国会議員選挙があったんですけども、アメリカと同じように不正がありました。山ほど証拠があるのに、その訴えに対して文在寅政権はなにも聞こうともしないし、裁判を受け付けてくれない、同じ現象がアメリカでも全く同じように起きています。自由民主主義体制は大事だと思います。・・・今背後には中国共産党が絡んでるんですよ、その証拠が明らかになっているんです。アメリカのトランプ大統領を正しく取り上げず、自分が知る限りにおいて、マスメディアがバイデンを救っています」と話した。
午後は13時45分に日比谷公園の中幸門に集結し、銀座、東京駅を通り、午後16時頃神田橋公園でデモ行進が解散となった。
相模原からお越しのNTさんは「民主党があまりにもずさんで幼稚な不正ばかりをやって、人のことをごまかせるのかというのが今回の大統領選で驚いています。トランプさんについてはその政策から言って支持したほうが良いかなと(思います)。民主党の環境政策とか、変な人権平等とか、そういうものを支持するよりも、きちんと仕事を作って、貧しい人にも仕事を与え、(不法)移民を防いで、裕福でない人たちのさらに下の層を作るという変なことを止めたトランプさんを支持する理由だ」と述べた。また、日本のメディアについて、「きちんと(報道すること)、ペンシルベニア州で選挙人の投票が無効になったという話しも聞いていますし、そういう話をちゃんと反映させて、それから不正が行われているということを報道した上で、自分たちがそれに対してどう思うかをきちんと説明できることがメディアに必要だと思います」と語った。
京都からお越しのHJさんは知人からデモの情報を知ったという。今回の参加の理由について「バイデン候補の(得票数の)伸び方がおかしかったり、調べた上で明らかな矛盾が出てきて、これはおかしい、声を上げなければいけないって思って参加させていただきました」と述べた。また、「自分としても言いたいことは言えたし、みんなで一心同体になって、不正を許さない、勝ったのはトランプさんだと主張できたし、沿道の人たちも見てくれたり、応援してくれた方、カメラで写真とってくれたり、多くの人に自分たちの主張が伝えられて、有意義なデモになったと思っております」と今日の感想を述べた。最後に、「こういうのおかしいなと思っても、声に出さなければ誰にも通じないわけなので、勇気を持って、自信を持って、おかしいと声に出して、デモとかあればぜひ参加してもらいたいですし、ツイッターとかで意見表明するのもいいし、とにかくおかしいと思ったときに自分の意見を表明することを大切にしてもらいたいと思っております」と伝えた。
共産党に長期的に統治されているポーランドの年配女性は、共産党がいったいどういうものかをよく知っているため、今回のデモ活動に積極的に参加したと述べた。
中国から来たある若い男性は、日本人が米大統領選の不正に対しデモを行い、メディアの偏向報道に抗議するのを見て、驚きと共に感心したと話した。
中国から来たある中年女性は「いかなる普通の日本人も安全で自分の本当の考えを伝えられる社会はすばらしいです。中国もいつかこうなってほしいです」と話した。中国で自分の本当の考えを伝えるとどうなるかという記者の質問に対し、彼女は公的権力からの圧力を受けると答えた。
(看中国編集部)