2020年の米大統領選の正式な結果はまだ公表されていないが、中国共産党の習近平総書記は11月25日、バイデン氏に祝辞を送った。
メキシコのロペス・オブラドール大統領は3度目、民主党候補のジョー・バイデン氏に祝辞することを断った。ロイター通信11月25日の報道によると、メキシコのロペス大統領は 「米大統領選の正式な結果が出るまでは、どちらの政党も祝福しない」「最善の行動とは何か?待つことだ」と述べた。
ロペス大統領の他に、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領も祝辞を控えている。
ロシア衛星通信社『スプートニク(Sputnik)』によると、プーチン大統領は22日インタビューで、「米国の法律を尊重し、最終的な公式結果を待ちたい」と述べた。
ブラジルのボルソナーロ大統領はロイターとのインタビューで、これまでバイデン氏を祝福しなかっただけでなく、「トランプ氏に再選してほしい」とトランプ大統領への支持を改めて表明した。米大統領選の結果について意見を求められたとき、ボルソナーロ大統領は「終わったのか? 米大統領選はすでに終わったのか?」と問い返した。
(看中国記者・聞天清/翻訳・北条)