元連邦検察官のシドニー・パウエル氏は11月20日のインタビューで、ドミニオン社の主要幹部の一人であるエリック・クーマー氏が雲隠れし、同社のカナダとアメリカにある本部も閉鎖されたことを明らかにした。これでドミニオンの選挙不正への関与疑惑がさらに深まった。
ニュースマックスのニュース番組の司会者のハウイー・カー氏とのインタビューで、 パウエル弁護士はドミニオン社の製品戦略・セキュリティ担当ディレクターであるエリック・クーマー氏が行方不明になり、カナダのトロントにある同社の国際本部とコロラド州デンバーにある米国本部が閉鎖されたことを明らかにした。
また、ドミニオンは、トランプ氏の弁護団がペンシルベニア州下院で11月19日に予定していた公聴会を欠席した。同公聴会はドミニオン社が行った選挙不正疑惑への対応を求めた。
ペンシルベニア州の下院は20日、記者会見を開き、ドミニオンに「隠すことが何もなければ、なぜ身を現さないのか?」と質問した。ドミニオンが公聴会を欠席したことで、選挙不正行為への関与疑惑が深まった。
また数日前には、LinkedInにアカウントを持つドミニオンの社員243人のうち100人以上が、11月3日の選挙日以降にプロフィールを削除していることがネット上で明らかになった。これはドミニオンの従業員の半数近くが行方不明になったということのようで、残りの従業員はセルビアにあるドミニオンの欧州本社にいる。
そして、ドミニオンの製品戦略・セキュリティ担当ディレクターを務めていたエリック・クーマー氏が暴力的な左翼団体「アンティファ」との関わりがメディアに報道されてから、同氏のドミニオンウェブサイトにおける個人情報が削除された。
インタビューの中で、パウエル弁護士は彼女の弁護団が、9月にアンティファとのビデオ通話でトランプ氏が選挙に勝てないと、クーマー氏が約束したことに関連する、証人の宣誓証言とビデオを入手したと述べた。
(看中国記者・程雯/翻訳・北条)