アメリカの大統領選は司法による解決の段階に入り、緊張感を増している。 この重大な時期に、トランプ大統領陣営の多くの弁護士が嫌がらせを受け、中には死亡脅迫を受けた人もいる。
ジョージア州の訴訟を担当していたリン・ウッド弁護士は18日、自身のツイーターで、迷惑メールや侮辱、死亡脅迫を多数受けていることを明らかにした。
ウッド弁護士は「ここ数日、通常の何倍もの数の迷惑メール、侮辱的なものや私の生命に対する脅迫も受けた。何か人を怒らせるようなことを言ったかな? 国家が特別な時期に差し掛かっているので、私はプライベート警備員を厳戒態勢にさせないといけない」とツイートした。
ウッド弁護士は今月初めに、アメリカ法曹界の著名な弁護士として、トランプ大統領陣営の誘いを快く受け入れ、訴訟チームに加わった。43年の訴訟経験を持つウッド弁護士は、弱者の権利を守ることで知られている。
最近では、ペンシルバニア州の訴訟を担当していたリンダ・カーンズ弁護士が、嫌がらせを理由に訴訟から撤退している。 カーンズ弁護士は「ペンシルバニアの訴訟を引き受けて以来、侮辱的な電子メールや電話、経済的な脅迫や恐喝、さらには反逆罪の告発を含む嫌がらせを受けた。そのすべての原因がトランプ大統領の弁護士を引き受けたからである 」と述べた。
11月18日、ペンシルベニア州中部地区連邦地方裁判所は、リンダ・カーンズ氏の身の安全を保護するよう警察に命じた。
(看中国記者・肖然/翻訳・北条 )