トランプ氏の弁護士のルディ・ジュリアーニ氏は11月11日、バノン氏が司会を務める番組「作戦ルーム(War Room)」でのインタビューで、ドミニオン(Dominion)投票機会社の内部告発者が、ドミニオン投票機が選挙の不正行為に関与していると証言したことを明らかにした。
ジュリアーニ氏によると、コールマンという男がドミニオン社内部から目撃者と証拠を集めたという。証言によると、開票当日、民主党は共和党の監査員を排除し、嘘をついたという。 ほとんどの監査員が去った後、2人だけが残り、10万票の投票用紙が投票所に届けられたのを目撃し、それを証明する写真を撮った。
同日、ジュリアーニ氏は『Real America’s Voice』とのインタビューで、11月6日の夜にドミニオン投票機のソフトウェアのバックドアから直接10万票がバイデン氏にカウントされたという、ドミニオンの従業員からの宣誓供述書を入手したと述べた。
報道によると、ドミニオン社の従業員メリッサ・キャローネ氏は、フォックスビジネスとのインタビューで、デトロイトに滞在中、多数の投票所スタッフが同じ投票用紙を4、5回繰り返しスキャンしているのを目撃したと明かした。彼女はまた、投票所の作業員が投票用紙に記入したり、不正な投票用紙に署名したりしたのを見たと述べた。
しかし、キャローネ氏が上司ニック・イコノマキス氏に同事件を報告すると、ニック氏は「聞きたくない」と答えた。 大統領選開票集計中、キャローネ氏はデトロイト市に派遣され、投票集計プロセスの技術サポートを提供していた。 キャローネ氏によると、彼らの仕事は作業員の行動を監視することではなく、IT技術を支援することだと述べた。
ジュリアーニ氏は「これは単なる内部告発ではなく、ミシガン州の訴訟状に記された証人だ。バイデン氏にこの10万票が集計された」と強調した。
ABCネットワークの司会者ウェイン・アリン・ルート氏は「ジュリアーニ氏はドミニオン内部告発者を確認した。 彼ら(民主党)は選挙を盗んだ。トランプ氏の票をすり替えたことは世界史上最大のスキャンダルだ!捕まえたぞ!」とツイートした。トランプ氏の息子エリック氏が「すべては始まったばかり」「ドミニオンの内部告発者が現れた、ビッグニュースだ」とコメントを添えてリツイートした。
今回の選挙で揺れる各州で使用されているドミニオンの投票機を作っているのはデンバーの会社で、米国市場の88%を占める3社のうちの1社である。ナンシー・ペロシ下院議長の元首席補佐官ナダム・エルシャミ氏は、同社の広報担当役員を務めている。ダイアン・ファインスタイン上院議員の夫であるリチャード・ブルーム氏が同社の大株主である。
ドミニオン投票機のCEOであるジョン・プーロス氏は、投票機に中国製の部品を含むと認めた:
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) November 14, 2020
(翻訳・北条)