このほど、米国に拠点を置く香港の実業家で、時事評論家の袁弓夷氏は『希望の声』の記者に対し、中国メディアはすでにバイデン氏当選のニュースを大々的に報道していることを明らかにした。袁氏は「つまり、これらのメディアは中国中央宣伝部からの報道準備の指示を受けており、これは中国共産党が米国のクーデターに関与していることをも表している」と述べた。
袁氏はラジオ局「希望の声」の記者とのインタビューで、11月4日にはバイデン氏の当選を祝う中国メディアが大勢いたと明かした。
袁氏によると、中国メディアは通常、中国共産党の命令に従うものであり、そのような命令があるということは、中国共産党が準備していたことを意味し、実際には十分な準備ができているということだ。彼は アメリカでの不正選挙の背後には中国共産党が働きかけていると考えている。
「中国共産党が米国の不正投票に関与するには、自ら資金を出す必要すらなく、ブラックストーンやマイクロソフト、IT企業、ブルームバーグなど、中国共産党の力を借りて大儲けしている企業の背後に隠れていればいいのだ」
「中国共産党に浸透されている主流メディアも同じだ。 中国本土で活動したいと考えているメディアも同じで、そのためには中国共産党の好みに合わせて誰を支持するかを選ばなければならない」
また、袁氏は、30州で使用されているソフト「ドミニオン(Dominion)」にも言及した。「巧妙にトランプ氏の票をバイデン氏に変えられる『ドミニオン』は、中国本土で作られた」
袁氏によると、民主党のクーデターはすでに半年以上前に謀計されていた。「世論調査から始まったのだ。 民主党は世論調査を利用してトランプ氏よりもバイデン氏の方が人気があるように見せかけた。 実際、それらの世論調査は真実ではない。世論を利用して人の判断を誤魔化すのが中国共産党のやり方である」
米国から500万の投票用紙の受注を得たという中国浙江省義烏市にある企業について、袁氏は「義烏企業の経営者は『秘密の受注だ』と述べた。 米国の投票所の動画からは、『順風(エクスプレス)』の言葉が見られたが、順風エクスプレスは米国国内ではビジネスをしていない。米国の投票用紙が足りなくなって、中国から米国にエクスプレスで届けたに違いない」と断言した。
したがって、袁氏は「これらの不正投票は中国慣行であり、香港の人々が最もよく知っている。つまり不正投票は中国と絶対に関連している。中国共産党の仕業だ」と締めくくった。
(翻訳・北条)