フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、選挙の結果に影響を与えるために、複数の揺れる州に巨額の資金を送ったことを訴えられた。中には、選挙判事に支払う「給与」も含まれている。
10月19日にペンシルベニア州中央地区連邦地方裁判所に提出された訴訟によると、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは、投票の監督や投票集計の結果をめぐる紛争を処理させるため、「テクノロジーと市民生活センター(CTCL)」に1000万ドルを投資し、フィラデルフィアに800カ所以上の新しい投票所を開設するよう要求した。
カナダの政治評論家マーク・ステイン氏によると、揺れる州の選挙システムは 「Votebook 」と呼ばれるフェイスブックの子会社になっていると述べた。
ペンシルベニア州での訴訟を支援した元カンザス州検事総長フィル・クライン氏によると、ザッカーバーグ氏のこの計画は、新型コロナウイルス(中共ウイルス、COVID-19)を支援するという名目で、党活動家によって考案されたもので、CTCLを利用して選挙結果に影響を与えるために、複数の揺れる州の左翼拠点に数億ドルの資金を送った。選挙を私有化するような行為は、選挙の信頼を傷つけた。
クライン氏によると、ザッカーバーグ氏は今年、連邦政府とほぼ同額の資金を選挙管理部門に提供したという。アメリカ国民は、何が彼をこの異常な行動に駆り立てたのか、そして全ての資金がどこに行くのかを知る権利がある。
ザックバーグ氏は9月のフェイスブックの投稿で、CTCLに2.5億ドルを投資し、地方政府が11月の総選挙に対応するために必要なスタッフ、トレーニング、及び設備資金を支援すると約束した。ザッカーバーグ氏は10月、投票インフラを強化するためだとして、妻とともにCTCLにさらに1億ドルを寄付することを発表した。
クライン氏はインタビューで、3.5億ドルを得たCTCLのメンバーは、市や郡を選び、それらの地域がCTCLに言われた方法で選挙を行うことが保証されていれば、お金を手に入れることが出来ると約束した。
FOXニュースの報道によると、ザッカーバーグ氏の金融活動はペンシルバニアに限らず、9月にはウィスコンシン州に3億ドル、10月には同州に630万ドルを寄付しているという。
(翻訳・藍彧)