11月6日、介護に従事するソーシャルワーカーが、選挙詐欺や違法なりすまし投票などの容疑でテキサス州地方検察庁長官に起訴された。米テキサス州司法長官ケン・パクストン(Ken Paxton)氏が発表した。
テキサス州知事は11月6日のツイッターで、「不正選挙は実在します。テキサスは調査して起訴します。ライムストーン郡のソーシャルワーカーは不正選挙を含む134件の重罪で起訴されました。民衆たちの選挙への信頼を確保するために、全ての州は不正選挙を厳しく対処する必要があります」と投稿した。
Election fraud is real.
In Texas, we investigate and prosecute it.
Today a Limestone County social worker was charged with 134 felony counts involving election fraud.
All states must take election fraud seriously to ensure confidence in elections.https://t.co/NpeQodIyDi
— Greg Abbott (@GregAbbott_TX) November 6, 2020
起訴されたのは、知的障害者と発達障害者に支援を提供する政府部門に勤めるブルンナー(Kelly Reagan Brunner)容疑者。この人物は、代理人と自称することで、67名の知的障碍者と発達障碍者の選挙人代理登録を行った。司法長官ケン・パクストン氏の広報によると、選挙人登録を代理された67人は、他人を代理人と指定したことがなく、中には知的障害によりテキサス州では選挙権を持たない人もいた。
テキサス州の法律によると、選挙人の代理登録は、選挙権を持つ選挙人が委託者の同意の下に、実父母、配偶者や子女の代理登録を行うこととなっている。有罪判決を言い渡された場合、ブルンナー容疑者は最大10年の禁固刑に処されることとなる。
(翻訳・常夏)