2020年の米大統領選挙の投票は終了したが、選挙に対する一部の不正行為が発覚し、当局が調査を展開している。
米メディアの報道によると、ロサンゼルス選挙局のディーン・ローガン局長は11月3日、ウェストミンスター・アームズ・シニア・マンションで高齢居住者のドアをノックして、郵便投票用紙の民主党大統領候補バイデンの欄にチェックを入れ、他の投票用紙の欄を空欄にして署名させた後、投票用紙を回収して投票完了を手伝った、ある女性がいたと指摘した。
住人の息子によって発覚し、ロサンゼルスの地元韓国メディアに暴露した。事件が起きたアパートメントには、主に韓国人が住んでいる。
現在、ロサンゼルス選挙管理局は、関連する監視カメラの証拠収集を開始し、ロサンゼルス検事局に報告し、事件の捜査を進めている。
ローガン氏は、高齢者マンションに住む多くの人が英語を話せない、あるいは英語力に限界があるアジア系住民で、高齢者のこの弱点を利用して民主党大統領候補のバイデン氏への票を騙し取るために、悪用されていたことが明らかになったと指摘した。
米国総選挙での不正はこの一件にとどまらなかった。ニューヨーク・ポスト紙の10月の報道によると、ニューヨーク州ロングアイランドのウェイン・タッペという男は自分の投票用紙を申請しただけでなく、亡き母のためにも投票用紙を申請したと報じた。男は虚偽の文書を提供したとしてE級重罪で逮捕され、出廷を待っている。有罪判決を受けた場合、彼は最高で16ヶ月から4年の懲役を受けることになる。タッペさんは民主党員として登録されている。
ヒーニー検事は、投票行為は民主主義の基盤であり、米国は選挙過程での不正や違法行為を許さないとし、サフォーク郡の住民が選挙不正の疑いを積極的に通報することに期待していると述べた。
(看中国記者・蘇菲/翻訳・藍彧)