米国大統領選挙が行われる11月3日より、インド太平洋地区におけるクアッド(QUAD)同盟のメンバー国である米国、インド、日本、オーストラリア4カ国は、海軍共同作戦能力を強化するために、ベンガル湾で実施されるマラバル合同軍事演習をスタートさせる。
インド海軍の公式声明によると、マラバル合同軍事演習は2部に分かれ、第1部は11月3日から6日まで、ベンガル湾で4か国の海軍合同演習を実施。第2部は11月17日から20日まで、アラビア海で米国とインドの海軍合同演習が行われる予定。
中国共産党の東シナ海、台湾海峡、南シナ海等印度太平洋地区での軍事的拡張に対抗するために、米国はインド、日本、オーストラリアとクアッド(QUAD)同盟を結成した。今回のマラバル演習は、4か国合同で行われる初めての海上合同軍事演習である。中国共産海軍の潜水艦が頻繁に行き来するインド洋で、4カ国海軍による対潜戦をメインとした協力戦闘能力を一層強化する狙いがある。
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— SpokespersonNavy (@indiannavy) November 4, 2020
(翻訳・北条)
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