Fox Newsのタッカー・カールソン氏(Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons)

 10月27日夜、米Foxニュースの政治トーク番組「タッカー・カールソン・トゥナイト 」は、ハンター・バイデン氏の元ビジネスパートナーであるトニー・ボブリンスキー氏への独占インタビューで、推定760万人の視聴者を集めた。

 ボブリンスキー氏はカールソンの番組で3つのことを明らかにした。

 一つ目は、ハンター氏はボブリンスキー氏に、バイデン家と中国華信能源(CEFC)が協力して設立した「シノホーク・ホールディングス社 」の業務展開についてバイデン氏と話し合うよう彼に頼んだ。2017年5月2日の夜、ジョー・バイデン氏はボブルスキー氏とビバリーのバーで1時間以上話をした。バイデン家の法人事業と直接関わる内容で、当時は二人きりの状態だったとボブリンスキー氏が話した。

 二つ目は、ボブリンスキー氏はバイデン氏の弟のジム・バイデン氏に、バイデン氏と中国の取引が将来、大統領選挙に影響しないかと尋ねたことがあり、ジム氏は笑って「Plausible Deniability(意訳:合理的な責任転嫁)」と答えた。番組の司会者カールソン氏はこれを「お茶を濁す」と解釈した。

 三つ目は、ボブリンスキー氏は、バイデン氏の妻ジル氏の高級個人秘書の夫であるロブ・ウォーカー氏の重要な録音を提示した。ウォーカー氏は、もしボブリンスキー氏が証言したら「私たち全員を巻き込むことになる 」と警告した。

 カールソン氏は番組で、ボブリスキー氏が持参した録音、ショートメッセージ、電子メール、多くの財務文書など根拠を裏付ける多くの証拠を紹介し、いかなる政治的見解でも反論し難いと述べた。

 カールソン氏は「いかなる誠実な人がこのインタビューを見れば、ボブリンスキー氏が真実を語っており、ジョー・バイデン氏は嘘をついていることが分かるはずだ」と述べた。

 10月28日、米上院委員会は、ボブリンスキー氏のすべての証拠が真実であり、ロシアの虚偽情報ではないことを確認した。これらの情報は、バイデン氏が家族ぐるみで中国とビジネス往来しているだけでなく、中国企業のCEFC の10%の株を所有しており、更に毎年、CEFCから1,000万ドルの「コンサルティング料」を受け取っている有力な裏付けとなる。

(看中国記者・肖然/翻訳・藍彧)