天津市浜海新区の鉄道橋が11月1日午前9時、修理中に崩落した。(イメージ:Weibo)

 天津市浜海新区の鉄道橋が11月1日午前9時、修理中に崩落した。同日夜までに救助活動はほぼ終了し、事故で7人が死亡、5人が負傷したと発表されたが、原因は明らかにされていない。

 中国メディアの報道によると、11月1日午前9時、天津南環鉄道有限公司は天津市浜海新区の天津港に近い鉄道の橋まくらぎの取り替え操作を行っていたところ、30メートルの長さの橋が突然崩壊し、現場の人々を閉じ込めたという。

 同日夕方18時頃、浜海新区政府は微博(ウェイボー)で、現場の救援はほぼ終了し、事故は7人が死亡、5人が負傷したと報告した。

 現場の映像によると、川の上にまたがる鉄道のコンクリート橋がいくつか壊れており、橋本体の一部が川に崩落した。事故現場では大型掘削機が作業を待っていた。

 この事故を受けて、ネットユーザーがツイッターでコメントを寄せた。「また天津と濱海だ、心配だ 」などと話題になっている。

 かつて2015年8月12日午後11時半ごろ、天津市浜海新区天津港にある「天津東疆保税港区瑞海国際物流有限公司」の危険物倉庫で、大規模な爆発事故が発生した。この事故により、天津港の港湾機能が麻痺する状態に陥ったことがある。

(翻訳・藍彧)