米上院国土安全保障・政府問題委員会のロン・ジョンソン委員長の報道官は10月28日(水)、バイデン一家のスキャンダルを暴いた証人であるトニー・ボブリンスキー氏が提供した資料の信憑性を、同委員会が確認したとメディアに語った。
バイデン家の中国事業の元パートナーであるボブリンスキー氏は、長年の民主党支持者・実業家・元海軍将校である。彼は10月22日、トランプ氏とバイデン氏の最後の総選挙テレビ討論会の前に記者会見を開き、バイデン一家がバイデン氏の副大統領職を利用して中国共産党から、多額の資金を受け取っていたことの腐敗事実を公にした。すべての証拠資料を米上院に引き渡した。
これらの資料はバイデンが中国でのバイデン家族の事業に関与し、中国共産党の中国華信能源(CEFC)との合弁で設立されたSinoHawk社の10%の株を所有しているだけでなく、3年連続でCEFCから年間1000万ドルの「コンサルティング料」を受け取っていたことを指摘している。
ジョンソン氏の報道官は28日、保守派メディアの「デイリーコーラー」に対し、ボブリンスキー氏が提供したすべての資料が法律に基づいて上院で検証されたと語った。同資料は時間、場所、内容、出来事の各方面からすべて紛れもない真実であることを示しているという。「これらの材料の内容が虚偽であることを示すものは何もない」とも述べた。
報道官はまた、ジョンソン委員長が11月3日の総選挙前にボブリンスキー氏を召喚して証言することはないが、委員会は彼が提供したより多くの証拠を検証し続けると述べた。
10月27日夜、ボブリンスキーは「フォックス」のカルソン氏が司会を務めるトーク番組「カルソン今夜」のインタビューを受けた。彼はバイデン氏が副大統領職の権限を利用して海外で金を稼ぎ、中国企業から大金を受け取っていた事実を詳しく述べた。
(翻訳・藍彧)