ドナルド・トランプ大統領(右)とジョー・バイデン元副大統領(左)(イメージ:看中国合成写真・Wikipedia/CC0)

 米国の世論調査機関ラスムセン・レポートは10月26日に最新の調査報告書を発表した。回答者の半数以上が民主党のジョー・バイデン候補の息子ハンター氏の「ハードディスク事件」のスキャンダルは真実だと答え、约2割が全く信じられないと答えた。一方、トランプ氏の支持率がバイデン氏をリードし、上昇し続けている。

 ラスムセン・レポートの調査によると、回答者の54%がハンター氏のハードディスクには、ジョー・バイデン候補がハンター氏の国際ビジネスや個人的な利益に関与した証拠が含まれている可能性があると答えており、44%がハンター氏のハードディスクにそのような情報が含まれている可能性が「非常に高い」と答えたという。また、38%の回答者はハードディスクにジョー・バイデン氏の腐敗証拠が含まれていないと答えた。

 また、トランプ氏が48%の支持を得たのに対し、バイデン氏は47%で、さらに2%が未定、3%が少数派候補を支持していることも報告されている。

 同報告によると、トランプ氏はさらにもっと多くのアフリカ系アメリカ人有権者の支持を得ており、27%のアフリカ系アメリカ人有権者はトランプ大統領を選ぶと答えている。2016年には、トランプ氏は黒人票のわずか8%しか獲得していなかった。

 また、共和党員の84%がトランプ氏を支持していると答えたのに対し、民主党員の77%がバイデン氏を支持していると答えたことから、トランプ氏は自党内での支持率が高い候補と言われている。

 同報告によると、トランプ氏の毎日の仕事の承認率は52%で、オバマ氏の同期の48%を上回ったことも報告されている。

(翻訳・藍彧)