2週間前からのアメリカの世論調査のほとんどは、バイデン氏の支持率がトランプ氏を2桁以上引き離しているという結果でした。2016年の大統領選挙当時、ヒラリー・クリントン氏が勝利すると予測した世論調査機関は今年も、ジョー・バイデン氏が勝つと予測しています。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」に掲載された20日付の評論は、トランプ氏の4年前の大統領選を振り返り、「選挙は今も変数に満ちているが、2016年のように予想外の当選をしたいなら、おそらく『雷に2回打たれる』という『奇跡』が起きない限り無理だろう」と指摘しました。これはトランプ氏が再選される可能性が薄いことに対する揶揄です。
しかし、この評論が発表されてからわずか2日後の22日午前2時14分には、シカゴ市のトランプタワーが、3回連続で落雷に見舞われました。
「ABCニュース」のシカゴチャンネルの公式ツイッターアカウントは、トランプタワーの落雷に関する情報をリツイートしました。多くのネットユーザーは「ウォール・ストリート・ジャーナル」の評論と落雷事件を関連付けて、「神様は分かっている…2回じゃ物足りなくて、もう1回のサービスまでしたんだ」といったコメントを残しました。また、台湾のネット上でも議論を巻き起こし、ネットユーザーは「凄すぎる」「トランプ氏が当選するのは天意かも」「まさに天に選ばれし大統領」「雷神でさえ態度を表明しました」「トランプ氏はもう安心できます」などと投稿しました。
WHOA: "Three Simultaneous Lightning Strikes on the Trump Hotel Chicago at 2:14am on Thursday." Thanks to @BarryButlerPhotography for sharing the incredible shot. pic.twitter.com/4r431yhikq
— ABC 7 Chicago (@ABC7Chicago) October 22, 2020
（翻訳・藍彧）