四川省綿陽市北川県(イメージ:YouTube動画のスクリーンショット)

 四川省綿陽市北川県で10月25日未明に地震が発生した。4日前に発生した5回の地震の震源地とほぼ一致する。5日間で6回の地震が発生し、国民の間でパニックが起きたが、当局はこの現象が正常で、2008年の四川大地震の余震であると主張した。

 中国地震台網の公式発表によると、10月25日2時4分に四川省綿陽市北川県でマグニチュード3.6の地震が発生し、深さ12キロ、震源地は北緯31.85度、東経104.19度であった。

 以前、中国地震台網の正式測定では、

 10月23日1時12分に四川綿陽市北川県でマグニチュード3.0で、深さは18キロの地震が発生した。震源地は北緯31.84度、東経104.17度であった。

 10月23日1時41分に四川綿陽市北川県でマグニチュード2.8で、深さは18キロの地震が発生した。震源地は北緯31.84度、東経104.17度であった。

 10月23日2時24分に四川綿陽市北川県でマグニチュード3.0で、深さは18キロのの地震が発生した。震源地は北緯31.83度、東経104.17度であった。

 北川県、茂県、綿陽市の涪城区などの揺れが強かった。

 10月22日11時3分、四川省綿陽市北川県でマグニチュード4.7で、深さは20キロの地震が発生した。震源地は北緯31.83度、東経は104.18度であった。

 10月21日12時04分、四川省綿陽市北川県でマグニチュード4.6で、深さは17キロの地震が発生した。震源地は北緯31.84度、東経104.17度であった。

 つまり、21日に四川省で地震が発生して以来、これまでに6回の地震がほぼ同じ場所で発生した。

 しかし、四川省地震局は22日、地震専門家の発言を引用し、今回の北川県のマグニチュード4.7の地震は、依然として四川大地震の余震区の正常な起伏活動の一部であると述べた。

 データによると、北川県は、2008年の四川大地震では、重大な損失と壊滅的な被害を受けたため、他の場所で再建する必要があり、汶川地震で最も深刻な被害を受けた都市であり、最も多くの犠牲者を出し、最も包括的な破壊を受け、二次災害の最も典型的な都市であった。

 公式の見解がネットユーザーの間で疑問の声が上がっていた。「怪しいですね、震源地が毎回同じ場所にあるわけないだろう!」「頻繁に揺れているのは何なんだ?これからまだ大地震が起きるのか」「で、調べて逆にパニックを起こしたらいったい誰が責任を取るのか? また専門家が出てきていつも通り噂を否定するだろう」

(翻訳・藍彧)