浙江省湖州市はこのほど、「国際無人航空機イノベーション大会」を開催した。無人ヘリコプターの飛行性能を披露するために空に飛び立つが、司会者がプレゼンを終える前にヘリコプターが突然墜落した。
中国航空工業集団有限公司と浙江省政府は10月23日から25日まで「国際無人航空機イノベーション大会」を共催した。「杭州星際低空ヘリコプター開発有限公司」が自社開発した「略奪者」という無人ヘリコプターを披露した。「略奪者」は中国の無人機の「ベースセッター」の一つと言われており、機体の長さは7.25メートル、高さは2.3メートル、幅は1.5メートル、旋回翼の直径は6メートル、飛行高度は3000メートル、飛行距離は200キロメートル、最大積載量200キログラム、持続可能な飛行時間は2時間である。
同ヘリコプターが飛行デモを行っている最中に、突然機首が下垂し墜落した。この突然の事故で、ヘリコプターの性能を紹介している司会者は驚きの声を上げ、現場の看板もローターに壊された。
「新浪浙江」の報道によると、この無人ヘリコプターの墜落炎上事故は24日に発生し、公式関係者が、人為的操作の不適切から起きた事故で、死傷者は出ていないという。
これに対し、ネットユーザーのコメントが殺到した。
「ほらを吹いた」
「飛行距離と高度にまだ達していなかったのに落下した」
「墜落炎上を演じた」
「製品の品質が不合格だと思います」
「今日の午後のショーはまた2機が墜落したよ」
「さすが『自主開発』、すごいね」
「司会者は気が利いているのか?本当の火災を消防訓練だと呼んでいる」
浙江杭州航空展览! 领导牛皮还没吹完,飞机就掉下来了! https://t.co/T5BA4SMfMD
— 财经冷眼 (@caijinglengyan) October 25, 2020
(翻訳・藍彧)