TOEFLテストはアメリカ留学の第一歩である。先日、米国教育試験サービスが2021年のTOEFLテストの申し込みを開始したところ、北京と上海の受験エリアは一瞬にして埋まってしまった。
10月14日午前10時、TOEFL公式サイトは2021年の第1回テストの申し込みを開放した。通年で計53回のテスト日。驚くことに、受験枠を開放してからわずか5分間で、1月から8月までの北京と上海の受験エリアが一気に埋まった。
ETS中国広報の担当者によると、北京と上海の受験枠は現在登録できない状態になっているという。
TOEFLテストトレーニングに携わっている講師は、「5分もしないうちに北京と上海の枠が全部取られてしまった」という現象は、例年あまり見られなかったと述べた。通常、学生が理想的なTOEFL成績を取得するには3~8回のテストを受ける必要がある。2020年上半期のTOEFLテストが中止となったことが原因で、多くの学生は2020年上半期のテストを受けられず、そのため、2021年に申込みが殺到したのかもしれない。例年はオープン当日に、1、2ヶ月内の受験枠が登録されることが多かったが、今回のようにほぼ1年の申し込みが埋まることはあまり見受けられない
TOEFLテストに申し込みが殺到した現象について、ネットユーザーは「国内メディアがアメリカを醜悪化したにもかかわらず、TOEFLの受験枠は5分で奪い取られた」「走らないと全く間に合わないぞ!」と感嘆した。
(看中国記者・端木珊/翻訳・藍彧)