中華民国外交部10月19日の声明によると、台北駐フィジー貿易代表処が10月8日に双十節(建国記念日)祝賀パーティーを開催している時、フィジーにある中国共産党大使館員2人が無断侵入しようとして、台湾代表の職員に止められたため、暴力を振って怪我させたことが明らかになった。中華民国外交部は、中国官員の理性を失った行動を強く非難した。
中国共産党外交部の報道官は、この報道を「是非を顛倒している」とし、フィジー政府に台湾の責任を徹底的に調査するよう求めた。また、中国共産党メディア「環球時報」の胡錫進編集長は「中国の外交官は気品があって、簡単に人を殴ることはしない」と主張した。
ネットユーザーからは「招かれずに来て人を殴るなんて、ごろつき国家だからこんなならず外交官がいる」「もし国内の一般庶民がこんなことを起こしたら、挑発罪は確実だ」「泥棒を捕まえようと叫んでいる泥棒だ、ごろつき匪賊(ひぞく)」「悪人が先に訴えた」といったコメントが見られた。
(翻訳・藍彧)