号泣している中国軍の兵士(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 近日、中国共産党軍人が両親を撮影した動画を見て号泣する動画が流出した。感極まって泣き出したと考えるのが普通だが、別の意味が込められているとの指摘もあった。

 20歳前後の軍人が、地元当局が撮った両親のビデオメッセージを見て感情が高ぶり、号泣するシーンが流出した。動画では父親が「お父さん応援してるから」と言ったのに対し、息子が泣きながら、敬礼して「お父さん、お母さん、しっかりするよ」と返した。

 台湾紙「自由時報」10月15日の報道によると、中国軍は海抜4570キロの高山に位置する国境地帯のパンゴン湖北岸地区に5000人の兵士を配置している。先週、複数の負傷者が現れたため、急遽人員を減らし、複数の人員を後方に撤退させた。撤退した兵士は凍傷あるいは高山症に罹患した可能性が高いと分析されている。

 情報筋によると、中国軍は標高の高い寒冷地に適応した装備を身につけておらず、顔が重度の日焼けをしたという。ネットには装備万端のインド軍のビデオが公開されており、中国軍と鮮明な対比となった。

 ネットユーザーは「兵士洗脳された」「全世界でこのように感情的にさせるのは朝鮮しかないのでは」「一貫した手法だ」「前線で国に恥をかかせるふるまいでもしたら、家族がひどい目にあるだろうという脅迫ではないか」「戦場に行ったら家が取り壊されていたりして、戦死しなくても帰ったら家が見つからないだろう」といったコメントを残した。

(翻訳・北条)