清明の時節、中国北宋の都開封の都城内外の人士が行楽して繁栄する様子を描いている『清明上河図』(一部)(北宋・張択端)(パブリック・ドメイン)
伝統文化

「終わりを慎み、遠きを追う」~中華圏のお墓参り「清明節」

 「清明(せいめい)」とは、二十四節気の五つ目の節気です。四月の上旬、冬の寒さが和らぎ、春の息吹が訪れ、清々しい空気と明るい日差しが差すこの
昔の漢方医、漢方薬屋の前にはいつも一つのひょうたんが掛かっていた。また、多くの医者の腰のにも一つのひょうたんがかかっていて、人々はそれらを「懸壷」と称した。(絵・肖平)
伝統文化

風と雨を起こす神医「徐文中」

 中国は古来より「神州」と称えられてきました。神様は、中華の大地の山川や明君と賢臣を慈しみ、この土地に数多くの神の跡を残しました。古典書物を